
初心者には適さない激安・最安値の通販ショップ
何回かオーダーしたことのある経験者なら大丈夫でしょうが、「オリジナルのぼり旗を依頼するのは初めて」とか、「通販を利用するのは初めて」といった方は要注意。とくに「激安」とか「最安値」には手を出さないようにしたほうが良いというのが、このページの趣旨です。
激安・最安値をうたい文句にしている通販ショップは、コストを削減するため、「完全データ入稿」を前提にしているお店が大半です。もしも激安に惹かれてオーダーしてしまったら、デザインデータがそのまま外注先のデザイナーに回されてしまいます。
言ってしまえば、発注者の意図などはあまり汲んでもらえない。自己責任のまま作品が仕上がってしまいます。「もう少しこうして欲しかったのに」と思っても手遅れ。仕上がり状態を一度だけメールで確認したら、それで終わりです。
通販はオリジナル旗制作に手慣れた人の手段
もともと通販は、無店舗経営を売りに、「コストを最小限に抑えて安く売る」というのが特徴です。それが利用者の大きなメリットにもなってきました。しかしオリジナルのぼり旗と普通のショッピングを同じレベルで考えてはいけません。
激安・最安値がダメと言われる理由
●激安ショップは、スケッチでは受け付けてもらえない。そこで仕方なく発注者がデザインデータを作って送ると、そのまま仕上がってしまう。
●専属のデザイナーがいない。もともとは既製品ののぼり旗販売をメインにしていたお店が多い。デザインは外注になるので、最終的に割高になることも。
●修正や訂正には1回程度しか応じてもらえない。「もう少しこうして欲しい」といった細かな訂正は、受け付けてくれないことが多い。
●デザイン発注のフォーマットがなく、スケッチなどをファックスや画像でやりとりする店も多い。主旨がデザイナーまで届かないので、取り違えも多い。
●安いぶんだけプロセスが省かれている。「完全データ入稿」を前提としているショップでは、制作することより、印刷することがメインの収入源になっている。
そもそも激安の通販ショップは、既製品を選んで送ってもらうか、慣れた人がオリジナルのぼり旗の印刷を頼むというのがメインの使い方です。言葉やデザインに尽くしても、うまく表現できないのがオリジナルのぼり旗~。それなのに、安さだけで依頼するものではありません。
「こんなはずではなかった」というパターンが多いのも、慣れていないのに激安につられて発注してしまったことに原因があります。それなりの費用がかかっても、丁寧に手間暇をかけてサポートしてくれるショップを選びましょう。